こんにちは、ユニバーサルトラベルビューロー株式会社タビカラ企画編集の大井です。今回はお一人でも気楽に参加できる「ぶらり散歩」企画として、この時期ならではの秋彩る北海道大学構内・札幌キャンパスを専門ガイドの案内で見学するツアーです。

ここ北海道大学はクラーク博士の有名な言葉「青年よ、大志を抱け」の精神を継ぎ日本の民主主義と自由主義の風を吹き込んだ精神は時を経ても継承され後世に名を残し札幌の歴史の痕跡と物語がたくさんあります。

そんな、北大の魅力を一部ご紹介させていただきます。まずは、

中央ローン(芝生)

ここは、正門からまっすぐ進むと緑の芝生と樹々の木陰が気持ち良い中央ローンがあります。有名なのは小説「氷点」で、主人公の陽子がよく読書していた所ですね。

クラーク像

札幌農学校の初代教頭となったクラーク博士が帰国する際に、学生たちに向けて残した言葉、「青年よ、大志を抱け」。クラーク博士が来札からおよそ130年、北大には歴史を物語る施設が今もたくさん残っています。

エルムの森

数十本のエルム(ハルニレ)がそびえて樹齢100年を超える巨木は、札幌農学校が移る以前から自生。豊平川扇状地の末端部で、地下水が豊かなことからエルムの自生に好適だそうです。

農学部

北大といえば農学部!? うっそうとした樹々の間からコの字形の重厚感のある建物がいいですね~。

北海道大学総合博物館

何度訪れても魅力的な場所。様々な学術標本が展示されていて、岩石や昆虫や化石など、子どもでも楽しめます。ニッポノサウルス(日本竜)とデスモスチルスの骨格標本などは圧巻。入場無料。

新渡戸稲造博士顕彰碑

新渡戸稲造は、札幌農学校の第2期卒業生。貧しい子どもたちも勉学できるようにと遠友夜学校を設立されました。運営には新渡戸夫妻や宮部金吾、有島武郎などが関わったそうです。

ポプラ並木

北海道大学の名物だったポプラ並木は、2004年の台風18号で半数近くが倒壊しました。その後全国からの支援もあり倒木の立て直しや苗木の植樹が行われ、今では80メートルの散策が可能になっています。

大野池

ブログTOPのメイン画です。素晴らし!構内のほぼ中央に位置する大野池は、野生の鴨や蓮の花などを見ることができる市民の憩いの場。隣には、レストラン「エルム」があり、一般の方でも利用できますよ。ツアーでは自由食ですが、学生と混ざって北の食を食らおう!

おすすめは、「クラークカレー」

彩りがきれいな茄子、ピーマン、パプリカ、ズッキーニ、じゃがいも、ニンジン、ブロッコリー、牛肉のローストがのっています。
そして、小豆と大豆のフィリッター珍しいですよ。
野菜は北海道産の物を利用しているそう。お肉も柔らかくてジューシーです(担当者の個人的感想)
カレーはトマトベースでやや酸味のあります。是非!
クラーク博士は学生にカレー以外のメニュー時の米飯を禁じ、パン食を推進したと言われ、カレーを日本に広めたのはクラーク博士、という説もあるそうです。だから「クラークカレー」なんですね。

イチョウ並木

大野池から50メートル北上すると、東側に向ってみごとなイチョウ並木があります。ちょうど北13条門へ向かうことになります。長さ約380mの道路の両側に70本のイチョウが植えられていて、秋の黄金色はみごと。

南北を走るメイン通り

メイン通りに戻り北上しましょう。左手に工学部、右手に歯学部や医学部があります。北18条門まで着くと、高原かと思うような白樺や草原が広がり、ここは市民の遊歩道にもなっています。

札幌農学校第二農場

北18条門の道路を挟んで向こう側に、重要文化財の札幌農学校第2農場のモデルバーン(模範家畜房)やコーンバーン(穀物庫)があります。クラーク博士の大農経営構想によって模範農場として発足したもので、1877年に落成した日本最古の洋式農業建築です。

サクシュコトニ川沿い

さて、再びメイン通りを大野池まで南下します。大野池からメイン通りを渡った向かい側にサクシュコトニ川が流れているので、その横の遊歩道を歩きます。道が狭く狭くなっていきますが、そのまま川沿いを歩くと、先ほどの中央ローンに出てきます。
*サクシュコトニ川の名前の由来:アイヌ語で「豊平川近く(サクシュ)の窪地(コトニ)を流れる川」とういう意味なんです。かつてはサケが遡上する豊かな川でした。1951年(昭和26年)頃より始まった都市開発等によって一度は枯れたその川は北大の創基125周年記念事業の一環として2003年12月に再生しました。川の痕跡を探ると札幌の歴史が見えてきます。

クラーク会館

中央ローンのそば、メイン通りの南の突き当たりに、1959年に学生会館として建てられたクラーク会館があります。食堂は安くて美味しいと評判で、近隣の会社員も利用しています。学生の気分にもどって食べてみるのも楽しいかもしれません。

いかがですか!この時期ならではの企画です。北大の秋を感じてみませんか?

このツアーの詳細、お申込みお問い合わせはこちらより。

◎一人旅のタビカラ、メルマガ会員募集中
エントリーはこちらまで ↓
http://tabikala.jp/malling/

ユニバーサルトラベルビューロー株式会社
タビカラTABIkALA 担当大井より。